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麻雀(まーじゃん)は日本の伝統的なゲームとして広く知られていますが、通常のルール以外にもさまざまな遊び方があります。麻雀のローカルルールとして浸透しているものの1つが「割れ目」と呼ばれるものです。
割れ目は1995年から放映されてテレビ番組のタイトルに使われたことで、一躍有名になりました。通常のゲームよりも点数の移動が激しく、ハイリスク・ハイリターンのスリリングな展開が特徴です。
今回は、麻雀割れ目とは一体どういったルールなのか、概要から使いこなすコツまで詳しく解説します。現在ではオンライン麻雀でも多く採用されている割れ目について理解し、麻雀をさらに楽しむためにぜひ参考にしてください。
割れ目を使った麻雀とは
麻雀の「割れ目」の意味は、「開門(カイメン)と呼ばれる位置に座っているプレイヤーの得点の受け渡しが2倍になる」というルールです。一番有名なローカルルールと呼ばれることもあります。
過去には「われめdeポン」というテレビ番組が放映されており、割れ目が広く認知されるきっかけとなりました。麻雀には詳しくなくても、番組名を耳にしたことがあるという人もいるでしょう。
割れ目のルール自体はシンプルです。例えば、親(おや)のプレイヤーが割れ目の場合に満貫をツモったら、通常は4,000点オールのところ8,000点オールになります。
ただし、他のプレイヤーが先にあがった場合には、その点数が2倍になるため、ハイリスク・ハイリターンと言えます。また、子(こ)のプレイヤーがツモあがりする場合、親の損失は大きくなる点に注意が必要です。
割れ目はギャンブル性の高い戦い方のため、通常の麻雀に飽きた場合や、仲間内でのゲームなどでは刺激的な遊び方でしょう。多くの麻雀では採用されることはありませんでしたが、ネット麻雀の浸透などにより、幅広い遊び方がオンライン上で楽しめるようになっています。

上記の他にも、サイコロでゾロ目が出たら2倍ではなく4倍にするルールなどを採用する場合もあります。
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割れ目を決定
麻雀では、毎局のゲームプレイ時にサイコロによって開門の位置(手牌を取り始める位置)を決定します。開門位置になったプレイヤーは受け取りも支払いも2倍になるのが、割れ目の基本ルールです。
つまり、配牌を始める場所が決まる際に割れ目も決定されます。出目によって開門と割れ目も変わるため、下記表でルールを覚えておくと便利です。
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サイコロ |
通称 |
割れ目の位置 | |
|
2 |
ウニ |
右2 |
南家(ナンチャ)の山の右から2トン目を割る |
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3 |
トイサン |
対3 |
西家(シャーチャ)の山の右から3トン目を割る |
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4 |
サシ |
左4 |
北家(ペーチャ)の山の右から4トン目を割る |
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5 |
ジゴ |
自5 |
東家(トンチャ)の山の右から5トン目を割る |
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6 |
ウロク |
右6 |
南家の山の右から6トン目を割る |
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7 |
トイナナ/トイシチ |
対7 |
西家の山の右から7トン目を割る |
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8 |
サバ/ヒダリッパ |
左8 |
北家の山の右から8トン目を割る |
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9 |
ジク |
自9 |
東家の山の右から9トン目を割る |
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10 |
ウジュウ |
右10 |
南家の山の右から10トン目を割る |
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11 |
トイジュウイチ |
対11 |
西家の山の右から11トン目を割る |
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12 |
ヒダリジュウニ |
左12 |
北家の山の右から12トン目を割る |
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開門(カイメン)
開門(カイメン)とは、配牌を始める場所を決定することを意味します。ゲームプレイ時にサイコロを振り、出目によって開門を決めます。席の数え方は、サイコロを降る役目である親の席を1と、反時計回りに数えていくのが一般的です。
最初のうちは座席を数える方法が確実ですが、上の表を考えておくと効率的に開門を把握できるでしょう。
麻雀割れ目のルール
麻雀の割れ目 (われめ) のルールを見ていきましょう。といっても、通常の麻雀の点数計算で、割れ目のプレイヤーに支払う点数だけ2倍にすればいいので簡単です。
割れ目のプレイヤーが親なら親の点数が2倍に、子の場合は子の点数が2倍になります。親として参加しているゲームで割れ目になると、得点が増える点はアドバンテージですが、他の子のプレイヤーがツモあがりした場合は損失が大きくなりやすいというディスアドバンテージがあります。
計算の具体例を以下に示します。
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子が割れ目、親がツモあがりした場合(通常6,000点オール):子は12,000点、その他の子は6,000点の支払い
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親が割れ目、子があがりした場合(通常親は8,000点、子4,000点):親は16,000点、その他の子は4,000点の支払い
割れ目をさらにおもしろくするために、特別な2つのルールがあります。「導火線」と「青天井」という2つのルールについて解説していきます。
導火線
「導火線」とは、割れ目の変則的なルールで、対象となるプレイヤーが上家方向へ移動していくものです。割れ目の対象となる位置は通常は開門ですが、自摸牌の位置となり、誰かがあがった際にツモの位置があるプレイヤーが割れ目となります。
だんだん減っていく麻雀牌の山を導火線に見立てて、呼び名が付いたとされています。ゲームが進むにつれて、導火線に火が着き徐々に短くなっていくイメージです。
一般的な割れ目では、局の最後まで対象者が変わりませんが、導火線は誰かがあがるまで対象者が他の人にはわかりません。そのため、強い手と弱い手、手牌をどう使い分けるか、難易度が上がりやすい傾向にあります。
青天井
「青天井」とは、麻雀の点数計算に関する特殊ルールの1つです。現代麻雀では採用される局が少ない傾向にありますが、青山広美作の麻雀漫画「トーキョーゲーム」などでも登場しています。
青天井では特有の計算で得点を算出します。満貫・跳満・倍満・三倍満・数え役満の点数は飜数に応じて固定されていますが、得点を取るほど上がっていくのが特徴です。
通常の麻雀ルール上は、満貫以上の点数が「子の満貫は8,000点」「親の満貫は48,000点」などと固定されているため符計算は不要です。一方で、青天井の場合、満貫以上でも符点と翻数を用いて正しい点数を計算する必要があり、1翻あがるごとに点数が倍になります。
割れ目を麻雀で使いこなすコツ
麻雀の割れ目では、どのような戦い方をするかが重要になってきます。ここでは、おおまかな6つの基本戦略について解説します。
普段以上に速度を優先する
麻雀の割れ目では、得点の移動が普段よりも大きくなるため、強い手を狙ってじっくり時間をかけるよりも、アガることを優先する必要があります。スピード感を持ったゲームプレイを意識することが重要です。
全局勝負所となりやすいため、オーラスまでいくことはほぼなく、おおむね東3局〜東4局で勝負がつきます。割れ目では、弱い手でも割れ目のプレイヤーが関係する場合は大量加点が期待できます。よって、局面によっては様子見を続けることなく、スコアにこだわり過ぎずに速度優先で打つ方が大切でしょう。
できるだけリーチをかける
スピード感と同様に、できるだけリーチをかけて勝負に出ることも重要です。勝った際に得られる点数が大きくなるため、局面やプレイヤーの状況次第ではスコアが倍になる可能性も出てくるからです。
全局で自分が主役となったような感覚で攻められるスリルは、割れ目の面白さといえます。
上記2つが無理そうなら「ベタおり」する
反対に、早い段階でのあがりが難しそうな場合は、無理することなく「ベタおり」一択で進めましょう。遊びすぎて振り込んでしまうと厄介なので、降りるタイミングを見つけたらスムーズに降りることが大切です。
割れ目(ターチャ)がリーチ宣言したら高得点になると考える
どんなに安い手でも割れ目が受け取る点数は2倍になるため、割れ目のプレイヤーからリーチがかかったら注意が必要です。強い手であればより大きな点数となる可能性が高いでしょう。
揃った役が小さくても得点が大きくなるのが、割れ目のルールです。リーチを宣言し、テンパイを知らせてくれている以上、自分の手牌に少しでも不安があれば降りた方が安全でしょう。
割れ目以外のプレイヤーが副露したら全力で助ける
麻雀は4人のプレイヤーそれぞれが戦う個人競技ですが、必要であれば自分以外のプレイヤーと協力することも重要です。割れ目以外のプレイヤーは同じチームである、という気持ちで割れ目に対抗しましょう。
麻雀では、自分にとってメリットとなるのであれば、わざと下家にチーしてもらえそうな牌を捨てる、ロンされそうな牌を捨てる(差し込み)といった行為もします。割れ目以外のプレイヤーが鳴いたときには、鳴きたそうな牌を捨てるなどのサポートにより、勝負に勝てる可能性が高まります。
子の割れ目がツモあがりだと親の被害は大きくなるので要注意
子のプレイヤーが割れ目の場合、親の支払いが大きくなる点に注意が必要です。親のプレイヤーは通常でも支払いが大きくなる傾向にありますが、子が割れ目の局であがった場合、親の損失が増えます。
なお、割れ目では「ヤキトリ」を追加するとより面白くなります。ヤキトリとは、1局で和了ることがなかったプレイヤーへのペナルティです。ヤキトリチップ(表裏)を使い、和了ったプレイヤーはチップを裏返す仕組みで、最後までチップが表だった場合にはペナルティを受けます。
ヤキトリをルールとして使いすることで、スピード感とスリルがさらに増し、麻雀の遊び方の幅が広がるでしょう。

オンライン麻雀賭博とは
「オンライン麻雀賭博」とは、オンライン上で賭け麻雀ができるWebサービスです。従来、麻雀といえば雀荘などの店舗でプレイするのが一般的でしたが、近年の世界情勢やインターネット環境の浸透により、オンライン通信を利用して自宅からでも麻雀を楽しめるようになりました。
オンラインではない場合プレイ相手が限られますが、オンライン麻雀賭博はその場にいなくても対戦でき、全国や世界中の人と一緒にプレイするという遊び方もできます。不特定多数の人といろいろな手を試せる点もメリットといえます。
海外で運営されているオンライン麻雀であれば、日本から実際にお金を賭け、勝った場合に払い戻しを受けられる場合もあります。ノーレートからデカピンまでさまざまですが、初心者はノーレートや低レートで麻雀を鍛え、自信をつけてから高レートに挑むと良いでしょう。
オンライン賭け麻雀のレートはサービスによって異なり、自分のレベルに合わせて利用できるレートの広い麻雀サイトがおすすめです。ただし、日本国内で金銭のやり取りが発生する麻雀賭博は、違法扱いですので注意しましょう。
現時点では、海外の麻雀サイトで賭け麻雀を利用しても、賭博罪など日本の法律には違反しない状況にあります。日本国内で安全にオンライン麻雀賭博を利用するためには、必ず海外の合法ライセンスを取得しているサービスを選ぶことが大切です。

まとめ
麻雀の割れ目とは、該当するプレイヤーの得点の支払いが2倍になるという特別なルールです。割れ目のプレイヤーは多く勝利できる一方で、子が割れ目の場合はツモあがりされると親の損失が大きくなるというデメリットがあります。
麻雀の割れ目の戦略を考えて局に参加することで、ハイリスクハイリターンの割れ目の恩恵を受けられるでしょう。通常の麻雀に飽きてしまったときや、仲間内でスリリングな対戦をしたい場合などにも割れ目はおすすめです。
近年はオンライン麻雀でも割れ目の局に参加できるようになってきています。ただし、リアルマネーを賭ける場合は、海外を拠点とし、合法ライセンスを取得している安全なオンラインサービスを選ぶことが大切です。
よくある質問
麻雀の仕組みは?
麻雀は、34種136枚の牌を順番に取り合り、手牌で作った役の強さで点数の高さを競うゲームです。割れ目のようなルールが多数存在していますが、基本の勝ち方としては、1/4以上の確率で上がる必要があります。また、上がったときの点数を高く、反対に上がれないときの点数)を低くすることを意識してゲームを進めていくことが重要です。
また、麻雀の楽しみであるドラは、点数を上げるためには最も手っ取り早い要素の1つです。ドラだけでは上がれませんが、ドラが1つあるだけでハンが1つもらえます。
麻雀の「オープンリーチ」とは?
麻雀の「オープンリーチ」も割れ目と同じローカルルールの1つで、手牌を公開してかけるリーチのことです。通常のリーチは「リーチ」と宣言し、1,000点棒を前に出すだけですが、オープンリーチの場合、「オープンリーチ」と宣言して1,000点棒を前に出し、手牌を公開します。
通常は、アガると立直という1翻役がつきますが、オープンリーチの場合、手牌の公開範囲は「13枚すべて」と「アガリ牌に関係する牌」の2パターンがあります。手牌を公開する分、防御力はなくなりますが、アガれば2翻もらえます。





