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ポーカーのGTO戦略とは?その内容と学習方法を解説

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ポーカーのGTO戦略とは?その内容と学習方法を解説

ポーカーのGTO戦略とは?その内容と学習方法を解説

Sat Aug 06 2022 03:54:00 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)

ポーカーは期待値をベースにしたプレイが必要ですが、時にそれは相手プレイヤーに自分の情報を与えることにもなります。その結果、対策を立てられ負けるというシーンが出てくることでしょう。そこで役立つのが「ポーカー GTO戦略」です。その内容と実践で使うための学習方法について解説します。


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ポーカー GTOとは?

GOT戦略とはGame Theory Optimalの略で、「相手に搾取をされない戦略」という意味になります。

ポーカーは相手の癖(テル)や傾向を読み取れば、対策を立てることができます。あるいは相手のミスを狙って大きな利益を獲得することも可能です。

このようないかなる変則的なプレイに対しても搾取されないような戦略をポーカー GTOと呼びます。

ポーカーにGTOが必要な理由

ポーカー GTO戦略はいわばゲーム理論のアプローチから考えるポーカー戦略になります。これは期待値をベースにしたプレイを続けると、自分の情報を相手に与えるという不利な状況を生み出すことへの対処となっています。

期待値をベースにしたプレイが通用しない理由

期待値をベースにしたポーカープレイは、どのような相手に対しても有効に機能するように思えます。しかしこれは相手も同じように期待値をベースにしたプレイをしていることが前提になります。

たとえばタイトにプレイする相手に対しては、算出された勝率は実際にもっと引くなると考えられます。タイトなプレイヤーがフォールドするハンドも計算に組み込んでいるからです。

しかし期待値の計算はどのような相手に対しても同じ結果を提示し、そこに相手プレイヤーが付け込む(エクスプロイトする)隙を与えることになります。

期待値をベースにしたプレイは推測されやすい

また期待値をベースにしたプレイは常に自分のハンドの勝率をもとにポットオッズを計算します。そのうえでチップをどれだけベット、あるいはレイズするかを決定します。

これは相手からみれば、そのベットあるいはレイズの額から想定しているポットオッズを割り出し、さらにそこからハンドレンジを推測することができることを意味します。

つまり自分が期待値をベースにプレイしていることが判明すれば、簡単に対策を立てられてしまうということです。

相手に推測されない戦略が必要に

以上がエクスプロイトされない戦略、つまりポーカー GTO戦略が必要になる理由というわけです。

ちなみにポットオッズから必要となる勝率を計算し、そこからハンドレンジを調べるサイトに次のようなものがあります。

Poker Range Calculator

たとえば30%のハンドレンジであれば、次のようになります。


※対戦相手が3人の場合

必要なのは「ナッシュ均衡」

ナッシュ均衡とは相手プレイヤーのどのようなアクションに対しても自分の利益を確保できるようなベストな戦略を使っている状態のことです。相手プレイヤーのアクションに対して、その都度どう対処するか考え戦略を変える必要がない状態だと言えます。

たとえばじゃんけんの場合、「グー、チョキ、パー」を3分の1の確率で出せばナッシュ均衡になると考えられます。どのような戦略でゲームに望んでも、3分の1の確率で手を出す人に対しては「長期的には」負けることはなくても勝つこともできません。

エクスプロイト戦略について

ナッシュ均衡の戦略をとるプレイヤーに対して取りうる最適な戦略は存在しないのかというと、そうではありません。

確率には「偏り」が生じる

じゃんけんにおいて均等に3分の1となるよう「グー、チョキ、パー」を順番どおりに出しては、もちろん負けてしまいます。相手に順番を覚えられて、その手に勝てる手を出されてしまうからです。

そこである程度はバラつきを生じる必要があります。これはつまり、一時的に「グー、チョキ、パー」のいずれかを多く出す状態になるということです。

確率の偏りを利用したエクスプロイト戦略

そうなると確率を3分の1にするためには、一時的に少なくなった手を以降で多めに出す必要が生じます。たとえば「パー」を多めに出すとしましょう。

この場合、相手は「パー」に負ける「グー」を出す割合を少なくすれば、勝つ可能性が高くなります。これが「エクスプロイト」の考え方の基本です。

しかし相手がエクスプロイト戦略を使っていると判明すれば、こちらもそれに対するエクスプロイト戦略を考えることができます。そうなると「常に勝てる」ような戦略が立てられないように思えます。そこで考え出されたのがポーカー GTOの考え方につながる「混合戦略」です。

期待値をベースにしたプレイではナッシュ均衡が保てないことはわかっています。相手プレイヤーに規則性を見破られることで隙を与えることになるからです。そこで必要となるのが「混合戦略」となります。

「混合戦略」とは

混合戦略はゲーム理論の生みの親である数学者「フォン・ノイマン」が考案したものです。ちなみにフォン・ノイマンはコンピュータの仕組みを開発した人物です。

混合戦略は簡単に言えば、複数の戦略を確率をベースに混合した戦略になります。たとえばじゃんけんの例で考えてみましょう。

「じゃんけん」における混合戦略

じゃんけんでは「グー、チョキ、パー」いずれも3分の1の確率で出すのが最適解となります。これに対してエクスプロイトするには、出す手に偏りが生じた時に対処することだと説明しました。

これに対する混合戦略は、「グー、チョキ、パー」のいずれかを故意に多めに出すパターンを織り交ぜて最終的に3分の1の確率になるよう調整することです。相手が偏りを確認した時には、すでに別の偏りを生じさせるので対応させることを回避できます。

つまり意図的に偏りを生じさせて確率を維持するという混合戦略が取れるということです。

ポーカーにおける混合戦略

それではポーカーにおける混合戦略、つまりGTOを考えてみましょう。

ポーカーのGTOの目的

ポーカー GTO戦略の目的は、「相手にハンドの範囲(ハンドレンジ)を推測されにくくする」ことです。たとえばハンドが「AA」だとします。プリフロップの時点では最強のペアであり、ベットすべきハンドとなります。

しかし「AAの時は常にベット」するプレイヤーだとわかれば、逆にプリフロップでベットすると「AA」を持っていることがわかってしまいます。そこで「AA」であっても一定の割合で「フェイクとして」チェックを織り交ぜれば推測が難しくなります。

これがポーカーのGTOの基本的な考え方です。

どの程度フェイクを混ぜるのか

しかし「AA」の時にチェックする比率を多くしてしまうと、取るべき利益が少なくなってしまいます。逆に少ないと相手がフォールドする回数も増えて、やはり得られる利益が少なくなります。

ではどの程度の割合で織り交ぜればよいのかという話になりますが、これは簡単に計算できません。ましてやポーカープレイの最中にGTOの計算をすることもできないでしょう。

そこで役に立つのがGTOツールです。これはスマホで使えるアプリやパソコンで使うツールなどいろんなものが提供されています。

GTOツールでできること

GTOツールではシチュエーションごとにベットやチェックなどをそれぞれどの程度の頻度で行えばよいのかという解析結果を表示してくれます。


(参照:GTO Wizard

さらに練習モードで実際のポーカープレイを行い、GTO戦略を実践のなかで学ぶこともできます。

ポーカー GTOの勉強方法

ポーカー GTOにおける戦略では、簡単に計算することができません。そこでポーカーで実践するための学び方を把握しておきましょう。

まずはGTOソフトを用意する

ポーカー GTOソフトはスマホ用やパソコン用などいろいろあります。無料で使えるものもありますが、基本的には有料となっています。

その機能ですが、シチュエーションごとのアクションを示すものや自分のこれまでのハンド履歴を取り込んで分析するもの、さらにAIとのプレイで学べるものなどがあります。

あまりに多機能でも初心者は使いこなせないかもしれません。最初はポーカー GTO戦略の勉強ができる最低限の機能を備えたものを選ぶとよいでしょう。

アクションは1つではないことを理解する

たとえばプリフロップにおけるアクションで、同じハンドでもチェックやベットを行うことがありますし、それぞれ何パーセントという形で示されています。

これは混合戦略の考え方ですが、示された割合でチェックやベットを使い分けることになります。その必要性を理解しておきましょう。

感覚的に記憶する

オンラインポーカーではGTO分析ソフトを使いながらプレイできます。しかし実際のトーナメントなどでは当然、ソフトは使えません。

かといってすべてのパターンとアクションを使い分ける割合を記憶することは不可能に近いでしょう。そこで何度もポーカー GTOソフトを使ってプレイし、感覚的に記憶することを意識します。

ポーカー GTOの学習方法

同じハンドでも「ベットが65%でフォールドが35%」といったように割合が示されます。自分のアクションの頻度を覚える必要もあるということです。同じハンドが連続することは少ないので、あらゆるハンドにおけるアクションの頻度を記憶する必要があります。

これも実際にやるとなると相当に難しいため、実際には感覚的に実行することになります。当面は勉強のためにGTOソフトを使いながら、その指示に従うというプレイが続くでしょう。

そこで指示を見る前に自分ならどのアクションを選ぶのかを考えるようにしましょう。ソフトの指示との差異をチェックし、その誤差を埋めるようにして学習することが大事です。

まとめ

ポーカーのGTOは結局、期待値をベースにしたプレイのアクションにフェイクを混ぜるものであることがわかります。これは相手プレイヤーにパターンを推測させないことが狙いです。

しかしGTOにおけるその割合の計算は難しく、当面はGTOソフトを使って勉強することになります。練習を続けながら自分なりに感覚的に記憶することが大事だと言えます。

ポーカーのGTO戦略とは?その内容と学習方法を解説