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ビットコイン最新動向

ビットコイン最新動向

11/27/2019

元号も令和に変わった今年、それを祝うかのように春頃から高騰したビットコインですが、7月頭から再びじりじりと値を下げています。年初は40万円台で始まり7月に140万円ほどまで上昇、しかし11月20日現在、90万円前後を推移しながら緩やかに下落傾向です。その原因はどこにあるのでしょうか?また、今後の動きと他の仮想通貨に与える影響は?


夏以降のビットコイン価格下落の理由は?

最近、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンのいわゆるGAFAと呼ばれる米国4大多国籍企業が金融サービスへの参入を目論んでいます。そして、この動きがビットコイン価格に影響を与えるとみられているのです。特に11月にはグーグルが金融大手のシティグループなどと連携して当座預金口座サービスの提供を計画しているとの報道も出ました。Cacheと呼ばれるこのサービスは来年にも導入されるとのことです。

さらにグーグルは10月に量子コンピューターの分野でも「量子超越性」の実証に成功したと発表しました。具体的には既存の最高性能スーパーコンピューターでも1万年かかる計算がわずか200秒で完了したとされており、仮想通貨業界にも衝撃が走りました。これによってビットコイン他すべての仮想通貨のプライベートキーが公開情報から解読されてしまうという恐れがあり、仮想通貨の根幹が崩れてしまうという危惧が広まっているのです。実際に、このニュースが発表された途端に夏以降の下落から一旦は盛り返していたビットコイン価格も再び暴落しています。

また、GAFAの一角を占めるフェイスブックの影響も見過ごせません。フェイスブックが主導する仮想通貨であるリブラの開発が発表されたのは記憶に新しいところですが、あまり華々しく進行しているとはいえません。ザッカーバーグCEOの議会証言や仮想通貨の厳格な規制を求めるG20での声明などネガティブな報道が続き、それにともないビットコイン価格も下落する傾向にあるのです。

GAFA以外のニュースとしては、中国関連のものが最近のビットコインの動きに大きく影響しているとみられています。今年の10月末、習近平国家主席自らが「ブロックチェーンを中国のコアテクノロジーとして重点的に推進していく」と公表しました。ビットコインも経済大国である中国によるバックアップで恩恵を受けると世界中のトレーダーや投資家が考えたのも自然なことで、この発表によってビットコイン価格は急騰することとなりました。ただしその後中国政府による具体的な計画発表も目立った動きもなく、このニュースによるビットコインの高騰は一時的なものだけになっています。




少しさかのぼると、9月24日にはわずか30分の間にビットコイン価格が$1,000も暴落するという「事件」がありました。24時間の間では$300億ドル相当が市場から引き上げられ、ビットコイン史上でも最悪なもののひとつに挙げられるほどの大暴落を記録しました。

この暴落の最大の要因はセイシェルを本拠とする仮想通貨取引所のBitMEXにあるとみられています。BitMEXは最大100倍のレバレッジを提供しており、そのBitMEXがマージンコールを発動させたことにより多くのトレーダーが売りに出たというものです。マージンコールとはレバレッジ取引をしている際に証拠金の比率が低くなると強制ロスカットになる前に取引業者から証拠金の追加要請がかかるいわゆる警告のようなもので、これが発動されたことによりBitfinexのような大手取引所にも影響が及び、市場全体が停滞したとみられています。

同じ週にはニューヨーク株式取引所が運営する国際取引プラットフォームがBakktというビットコイン先物取引商品をリリースしています。一部専門家はこれを環境がまだ整っていないうちの先行開始であって問題とみなしており、Bakktが市場全体への懸念材料となり暴落の一因であるとしています。

このように、複合的な要因によってビットコインの価格は乱高下します。また、上に挙げた要因が必ずしも原因であるという証拠はなく、もちろん専門家ですら分析できない原因もあることでしょう。

今後の回復は見込める?

ここまでは悲観的なニュースばかりでしたが、2019年全体で見るとビットコイン価格は倍以上に上がっており、長期的にはやはりビットコインとその他仮想通貨は成長していくと思われます。

グーグルの「量子超越」のニュースに関しては、専門家の間でも諸説飛び交っている状況です。例えばIBMの量子研究チームはこの実証について重大な欠陥があると反論しており、現時点では机上の空論に過ぎず、実用化には程遠いとしています。暗号学者のピーター・トッド氏もグーグルの量子コンピューターはまだまだ未完成の段階で、ビットコイン他仮想通貨への影響が出るのも遠い先であると述べています。現時点では暗号解読には天文学的コストがかかるので実用に入るには程遠いとのことです。

そして、来年5月にはビットコインの半減期が訪れます。半減期とはマイニングによって得られる報酬が半分に減らされる時期のことで、ビットコインの場合は過去に2度これが訪れており、2度とも数か月前からビットコイン価格が急上昇しているのです。




ビットコインには中央管理者がいないため、取引を記録していくマイニングと呼ばれる作業とそれを行う人たち(マイナー)が必要になります。これにはコンピューターによる膨大な計算とそれにともなう電気代がかかるため、マイナーには報酬としてビットコインが支払われるという仕組みです。

半減期がくるとこの報酬が半分にカットされてしまいます。ビットコインの場合は急激なインフレを避けるために開発当初からこれが盛り込まれており、半減期が訪れるタイミングもあらかじめ決められています。マイニング報酬が支払われる単位である「ブロック」は約10分で1個生成され、21万ブロックが生成されるたびに半減期となります。単純計算で、約4年に1回半減期が訪れます。

ビットコインで初めて訪れた半減期は2012年で、50BTCだった報酬が25BTCに半減されました。2回目の半減期は2016年で12.5BTCとなり、来年5月に訪れると予想される半減期にはこれがさらに6.25BTCに下がることになります。そして過去2度の半減期では、駆け込み需要で半減期に入る2~3か月ほど前からビットコイン価格が高騰しています。サンプル数は2つだけと少ないので確実とはいえませんが、3回目である次回の半減期前も高騰しないという具体的な理由は見つかりません。2020年の前半は再びビットコインブームが再燃する可能性もあるのでは?

ドバイではブロックチェーンを政府が本格導入して自前の仮想通貨を開発していることも公表されており、実用的な通貨としての仮想通貨の役割は今後も増えていくばかりです。そして、中国もブロックチェーン導入を撤回したわけではありません。今後のニュースと動向が注目されます。

他の仮想通貨の影響は?

ビットコインに加えてビットカジノで使えるイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、トロン(TRX)といったその他の仮想通貨への影響も気になるところです。これらの通貨はいずれもビットコインとは異なる目的をもって開発されてきているものではありますが、やはり最も歴史も知名度も市場占有度もあるビットコインの影響は非常に大きなものがあります。それぞれの通貨の価格変動はビットコインと連動することが多いので、やはり来年前半は期待がもてるのではないでしょうか?


言葉: Sean McNulty

イメージ: Shutterstock

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